「色の心理学」をデザインに活かす――
色彩は感性やセンスという言葉で語られがちですが、科学的なものでもあります。
さまざまな研究の結果、色は見る者の感情に影響を及ぼし、特定な気分をもたらすことが明らかになっています。
デザイナーの中には自身の感性を頼りに配色を決めていく方々が多いかと思われます。しかし、色彩心理―― 色が心に及ぼす影響をふまえることにより、さらに効果的な配色でデザインすることが可能になるのです。
代表的な12色を
3つのキーワードで分類&解説――
本書は12色を題材として取り上げ、それぞれを色彩心理の観点から解説した総体的解説ページと、3つのキーワードで分類したキーワード別解説ページにより構成されています。
総体的解説ページでは、各色の色彩心理の解説のほか、五感に及ぼす影響などを具体例の画像とともに紹介。デザインに活かせる色の効能について学ぶことができます。
続く3つのキーワード別解説ページでは、キーワードに合致する細分化した色や配色例などを紹介しています。また、美麗な画像から抽出した配色例も多数、掲載。デザイン時に配色を考える際、アイデア帖としても活用できる構成となっています。


