人体の構造と動き 描き方入門 人体を描くうえで重要なポイントを完全解説
-
著者:蒙小洛
ISBN:9784798634494
-
出版年月日:2024/4/2
判型・ページ数:B5変/272ページ
人体構造のほか、動作時の力学的な考え方や背景との整合性までもテーマとした中国の技法書『人体结构与动态绘制高效练习法』の翻訳出版。
本書では全4章中の1・2章において、人体イラストの基礎知識と人体構造の描き方が解説されていますが、その解説は丁寧で平易であることから、初心者必携の書であるといえます。
本書では3章では重心から走る・殴る・跳ぶ等といった各種動作までが詳細に図解されており、1・2章で学んだ人体の描き方を活かした、その先を習得することが可能。4章は背景も交えたパースに関する考え方が教示されており”人体の描き方”、”動き”、”背景との整合性”を本書1冊で学べるというメリットがあります。
絵を描き出して間もない初心者が、”動きをつけて、背景ともマッチしたキャラクターイラストを描ける”ようになれる一冊です。
日本語版スタッフ
■ 監修
金井裕也
メディカルイラストレーター。1951 年生まれ。東京藝術大学絵画科油画専攻卒。
2000 年~ 2004 年東京医科歯科大学機能解剖学受講・実習に参加。著書に『人体
を描きたい人のための美術解剖学』(講談社)、『特別展 人体』(国立科学博物館)な
どがある。
■ 翻訳
黒田幸宏
1976年生まれ。福井工業大学を卒業後、中国の北京理工大学に留学。
フリーランスの中国語翻訳者。訳書に『中国の伝統色 故宮の至宝から読み解く色彩
の美』(翔泳社)がある。
目次
第1章 人体イラストの基礎知識
人体比率を知ろう/ 男女で人体比率は違う/立体感を意識しよう
4 透視図法の基本タイプ/5 ブロックの描き方/円柱の描き方/球体の描き方
第2章 人体構造の描き方
頭の構造/顔の各パーツの構造/胴体の描き方
腕の描き方/手の描き方/脚の描き方/足の描き方
第3章 動作の描き方
動作のポイント/日常動作の描き方/連続する動作の描き方/動作の描き方
第4章 人体と空間構造の関係
物体を等間隔で描く/人体の透視図法の描き方/平面から立体を描く方法