この絵、ボールペンです。
水彩、油絵、色鉛筆……と、リアルな動物画を描こう! という本はたくさんあります。しかし、リアルな絵を描こうと思えば思うほど揃えなければいけない画材も多くなりがちです。そして高い技術も必要になります。
本書は身近にある筆記用具「ボールペン」を使って驚くほどにリアルな動物が描けるテクニックをレクチャーします。
<なぜ動物?>
猫の毛、鳥の羽、ゴリラの顔のしわなど、動物の表面は線で表現が可能です。線が多ければ多いほどボールペンとの相性は良くなり、リアルなイラストにすることができます。
描き込み式なので、すぐにトライが可能です。細かく丁寧に説明された目、鼻、毛の描きかたを参考にペンを進めていけば、ビックリするようなリアルな動物画ができあがります。そして描き進めていくうちに自然と身に付いたテクニックを使って、いろいろな動物を描いてみましょう。
●著者
磯野キャビア
ボールペン画家。多摩美術大学卒。
2013年にボールペン画の制作を開始する。
2014年に公募展、第12回ZEN展にてイラスト部門優秀賞を受賞。
2017年にThe Artcomplex Center of Tokyoにて開催された大細密展2017にて優秀賞を受賞。
細部までリアルに表現された動物画が話題を呼び、メディア出演歴も多数ある。
「ボールペン画で動物園をつくる」をテーマに、イベントや公募展などで活動中。
WEB SITE:アトリエZOO( http://isonocaviar.com/ )