キャラの気持ちの描き方 表情・感情の表と裏を描き分けよう
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著者:林晃(Go office)、九分くりん
ISBN:9784798610399
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出版年月日:2015/6/30
判型・ページ数:B5変
大重版出来!!
「生きたキャラクター」は、「気持ち」を顔や体で語っているキャラのことです。マンガやイラストでは、生きた心を持ったキャラこそが求められるので、そんなキャラを描きたいと思っている人は多いことでしょう。本書は、マンガの雄、林晃先生による、誰でもが「生きたキャラクター」を描けるようになることを目指した技法書です。
従来の技法書では人の表情・感情を、代表的な「喜怒哀楽」のみで解説されることがほとんどで、複雑かつ心の奥深くある感情までは表現しきれていないのが実情です。本書では、新たに「驚き」「虚しい」という2つの感情表現を加え、さらに人に関係する諸々の「気」の表現まで踏み込むことで、人の細やかな心の動きや気持ちの表現を完全に網羅することができました。「気分(1章)」「気質(2章)」「人間関係(3章)」という3つの切り口で、マンガやイラストのさまざまなシーンに応用できる「キャラの感情表現」の方法を紹介します。
人気プロの森田和明氏やアズマサワヨシ氏による、キャラの気持ちを描くためのテクニック解説も、キャラに魂を描き込むためのアイデアやヒントでいっぱいです!
著者紹介
林晃
1961年、東京生まれ。
東京都立大学文学部/哲学専攻卒業後、本格的にマンが家活動を始める。
ビジネスジャンプ奨励賞、佳作受賞。マンガ家・古川肇氏、井上紀良氏に師事する。実録マンガ「アジャ・コング物語」でプロデビューを果たした後、1997年にマンガ・デザイン制作事務所Go office(ゴーオフィス)を設立。「漫画の基礎デッサン」シリーズ、「キャラの気持ちの描き方」(ホビージャパン刊)、「コスチュームの描き方図鑑」、「スーパーマンガデッサン」「スーパーパースデッサン」「キャラポーズ資料集」(以上グラフィック社)、「マンガの基本ドリル1~3」「衣服のシワ上達ガイド1」(廣済堂出版社)など、国内外250冊以上に及ぶ“マンガ技法書”を制作している。
もくじ
福笑いで 4 つの顔は簡単に描ける
キャラの気持ちは6 つの顔が基本
同じ「笑い」の表情でも、感情は異なる
全身を使って豊かな感情表現をしよう!
感情表現の隠れた決め手はこの2 つ
はじめに
第 1 章 キャラの気分を表す基本を描こう
描く前に「どーする気?」
気分を描く基本は、頭部と首と肩
喜怒哀楽+ 驚虚の表現
気分の明暗表現
気分の動静表現
気分を語る「目」を学ぼう
気分を演出する光とカゲの効果
第 2 章 キャラの気質を描き分けよう
陽気と陰気
強気と弱気
気が大きい・気が小さい
短気と気長
元気と病気☆森田和明直伝☆ 元気シルエット
うつむき顔とアオリ顔を描くポイント
愛されキャラと憎まれキャラ
気は十色…くせのあるキャラたち
第 3 章 人 間関係におけるキャラの気づかいを表現しよう
よくある人間関係の気持ち
異性が気になる揺れる気持ち
☆森田和明特別寄稿 気があるまなざし:見つめる
恋の気持ちを描く
あとがき
作家紹介