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1日で描くリアル油絵の基本 6色+白だけで多彩に描ける本格入門!

  • 著者:大谷尚哉/編集:角丸つぶら

    ISBN:9784798619910

  • 出版年月日:2019/9/20

    判型・ページ数:B5変

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定価:¥2,420(税込)
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短時間で描けるリアル油絵の技法書です!

写実絵画ブームで「まるで、本物みたい!」と驚かれるような油絵が、SNSを中心にひんぱんに話題になっています。油絵は画面のツヤが美しく、大づかみにも細密にも描けて、輝くような色合いが特徴的です。塗り重ねによるリアルな表現に、もっとも適したアナログ画材です。
しかし、油絵は専門的な知識が必要だと考えられているので、独学で描くことは難しいのが実情です。太筆のタッチを荒っぽく残した粗雑な描き方の解説書がほとんどで、実物に迫るようなリアルな絵の制作方法を詳しく解説する技法書は、ごくわずかしかありません。
「油絵を描くのには長い時間が掛かる」というのも誤解で、描き方の手順さえわかれば、1日で仕上げることが可能です。本書は、実際にモチーフを観察しながら「短時間描き」を紹介する、画期的な油絵の技法書です。

 

●使用する絵具は3原色2タイプの6色プラス白色だけ!
絵具や道具が多いと、準備も片付けも大変です。絵具は3原色と白があれば、充分描くことができます。必要最小限の画材と用具を使って、短時間描きできる方法をていねいに紹介します。すぐに実践できるように、具体的な制作プロセスを多数掲載。描くモチーフを、果物や花などの静物画、人体表現としての「手」、そして写真から描く風景画に絞り、気軽に制作を楽しめるように手順を追って解説します。

 

●描き方の手順にルールがあり、それをマスターするだけ!
画面はB4サイズより小さめで、多くはA5サイズくらいです。1日~1.5日程度で描くので、果物や花のみずみずしさを観察しながら表現できます。大づかみな描き出しから、細密にリアルに描き込むコツを教えます。実は油絵具は比較的ゆっくり乾くので、なめらかなぼかしなどが上手く表現できる応用範囲の広い画材なのです。描く手順さえマスターすれば、驚くほどリアルな表現が誰でも可能です!

 

 

著者プロフィール

大谷尚哉

1990年 山形県生まれ 埼玉県在住

2014年 東京芸術大学美術学部絵画科油絵専攻卒業

2015年 個展「グロッソスティグマ」(Gallery NOAH)

2016年 「大細密展2016」最優秀賞受賞

2017年 「New year Selection2017」

2017年 大細密展2016受賞者展「Over the MINIATURE」

2017年 個展「大谷尚哉展」

2018年 「第16回NAU21世紀美術連立展」推薦による展示

2018年 個展「大谷尚哉絵画展」

個展「RECTANGULAR BOX」

2019年 個展「Life2018」

個展「Elatine Hydropiper」

 

 

●目次
第1章 まずは画材に慣れましょう

パレットの色は6色だけ…固有色3色+カゲ色3色
柑かん橘きつ類るい 固有色3色で混色実験
固有色とカゲ色の関係…斜光と横からの光を当てる試み
固有色3色で色相環をつくってみた
画用液と関連の用具…絵具を溶く、筆を洗う
キャンバスと関連の用具…小さな画面に快適に描く
モチーフが「絵になる」舞台づくり
さぁレモンを描いてみよう
画面をテカラセル…画面保護、光沢用のニスをかけてみよう
描き心地の良い筆とキャンバスで、満足の1 日。
第2章 グリザイユで描いてみましょう

グリザイユとは?…赤と黄のパプリカをモチーフにする

金属カップで試み…グリザイユと固有色の両方で描く

手をグリザイユで描く

手を固有色3色で描く…グリザイユとの比較
第3章 静物1つを1日で1枚(0号、SMサイズ)描きましょう※SMはサムホールのこと。15.8×22.7cmの大きさ。

イチジク/イチゴ/ライム/キウイフルーツ/ユズ…少し大きめの4号で応用してみよう
透けない花びらと透ける花びらの比較・描き分け/モルフォチョウ/魚の頭 /水晶

ガラスのコップ/さまざまな質感表現/小さなモチーフを描くときは
第4章 1.5日描き(3号、4号サイズ)に挑戦してみましょう

レモン、コップ、ガーベラを描いてみよう
プルーン、コップ、トルコキキョウ
第5章 写真から風景を描いてみましょう

滝を描く/山並みと草むらを描く/雲を描く/ツララを描く/ネコとネコのいる風景を描く

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